会長あいさつ
加茂 育夫
NPO法人 浜名湾游泳協会ホームページ巻頭会長挨拶文
あいさつ
令和7年度より、藤原靖久前会長から浜名湾游泳協会の会長職を引き継ぐことになりました加茂育夫でございます。本協会の活動理念である水泳文化の発展、青少年の育成、競技力の向上、日本水泳の発展に尽力してまいります。変わらぬご指導とご支援をよろしくお願いいたします。
さて、本協会は、日本水泳連盟の前身である、「大日本水上競技連盟」が設立される8年前の1916年(大正5年)に、田畑政治氏らにより設立され、以来長きにわたり水泳を通して社会貢献をしてまいりました。歴史を振り返りますと、日本人として、初めてオリンピック(1920年アントワープ大会)に出場した水泳選手の一人である内田正錬(まさよし)氏は、本協会から世界に羽ばたいた方です。オリンピックで見たクロールを中心とした近代泳法を我が国に伝えました。その後のオリンピックでも、当協会から多くのメダリスト及びオリンピアンを輩出しおります。なかでも、世界新記録を33回樹立し、戦後の日本人に勇気と希望を与えた古橋廣之進氏は、「スポーツ文化の大成者」としての功績により、スポーツ選手として史上初めて文化勲章を親授されました。
さて、浜名湾游泳協会が主催している「とびうお杯全国少年少女水泳競技大会」「浜名湾中学生選手権大会」「浜名湾高校生選手権大会」「短水路選手権大会」「長水路選手権大会」等には全国各地から多くの選手が参加して大会を盛り上げていただいております。現在、古橋廣之進記念浜松市総合水泳場が令和6年6月から令和7年11月末まで改修工事のため利用できず、静岡県立水泳場や静岡県立富士水泳場で開催したり、一部の大会は中止にしたりせざる負えない状況です。この間、大会参加選手及びそのご家族の皆様はじめ、指導者の皆様にはご不便をおかけしております。また、県内水泳関係者の皆様におかれましては、本協会の活動にご理解とご協力いただき誠にありがとうございます。本年度の活動については、可能な限り、参加選手のコンディションに配慮しつつ、より良い大会が開催できるように努めてまいります。選手の皆さんの活躍を大いに期待します。今後、予想される諸課題に対しても真摯に向き合いより良い課題解決に努めていきます。
最後に、このホームページにより、多くの皆様に水泳に関する情報を発信し、水泳の普及、発展にお役立ていただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。